男の料理 2019 3 3
「包丁を使わない料理」
なぜ、男性は、料理をする必要があるか。
実は、「昼食」が「熟年離婚」の原因になる可能性があります。
基本的に、主婦の昼食は、粗末なものです。
たいていは、朝食の残り物を食べています。
しかし、夫が定年退職して1日家にいるようになると、
昼食を正式に作る必要が出てくるのです。
料理好きの人ならばともかく、
普通は、妻にとって大きなストレスになります。
そこで、男性も料理する必要があります。
さりとて、包丁も使ったことがない男性が多いでしょう。
しかし、定年退職して、時間はたっぷりとある。
包丁を使わず、しかし時間はかかるので、
主婦が作らない料理があります。
それが「角煮」です。
(以下は、私が若い頃に一人暮らしの時に作った手法です)
(材料)(3〜4人前)
「煮豚のたれ」(モランボン株式会社)
角煮用の豚バラ肉(300gから500g)
水(400cc)
油(小さじ1杯)
(作り方)
1 大きなフライパンに油を入れて、
強火で肉の表面全体に焼き色をつけます。
火を止めます。
2 「1」に水と「煮豚のたれ」を入れ、
中火で煮ます。
3 煮立ったら、「弱火」にして、
「落し蓋」をして、
時々、肉を返しながら、「弱火」で約40分煮込みます。
(注)
1 「煮豚のたれ」は、「焼き豚」を手軽に作るためにありますが、
「角煮」用にも使えます。
2 「弱火」で約40分のところは、火元に十分注意が必要です。
来客があったり、うっかり、うたた寝しないように注意しましょう。
(コツの1)
上記の方法でも、十分、おいしく作れますが、
煮物は、食材が冷えていく時に、味がしみこみます。
「3」で弱火で約40分煮たら、
火を止めてから、角煮が冷えていくまで、しばらく待つ。
その後、つまり、食べる前に、
もう一度、温めればよいのです。
(コツの2)
豚肉の臭みが気になるという人は、
水(400cc)ではなくて、水(300cc)と白ワイン(100cc)でもよいでしょう。
アルコール分が、豚肉の臭みを取って、肉を柔らかくします。